Colon 通りにて。いすゞのエルフをベースにしたジープ。赤と緑の原色が迫力を発揮する。マーク1と気取っている製作元はTSC。
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最初に登場したF1ジープ。ここ数年、F1チームのデザインをモチーフにしたジープが流行っている。なかには、色使いなどにおいて、もとのF1デザインに忠実でないジープもたくさん走っているが、このジープは当時のウイリアムズチームのデザインにかなり忠実に仕上がっている。
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同じく「Buddy Love」製の、別のF1ジープ。
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マイケルジョーダンが2回目、NBAに復帰した年にいち早く誕生したジープ。バスケはフィリピンで最も人気のあるスポーツであり、米国のバスケチームをモチーフにしたジープも多い。
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ビデオゲームをモチーフにしているようだが、このデザインのジープは映画が上映されると同時に出没するようになった。
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こちらも映画がきっかけとなったと思われるジープ。このアングルから少しわかりにくいが、「スパイダーマン」がデザインされている。
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三菱のキャンターをベースにしたジープ。エルフと同様、少なくとも10年前の中古車が使われている。排気ガス規制が厳しくなり、日本では走れなくなったのでフィリピンに来たと思われる。
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ジプニーという言葉を知っている人も多いでしょう。戦後、米国陸軍のジープを改造してできた、やたら飾られた、フィリピンならではの乗り物としてあまりにも有名だ。しかし、ジプニーにもいろいろ種類があることはご存知ですか?まず、マニラのジプニーと、セブのジープ(セブでは通常、「ジープ」と略されている)は大きく異なる。マニラのジプニーは戦後から形はほとんど変わっていないが、セブ市のジープは絶えず進化を続けてきた。セブ島のジープは現在、日本の2トン車トラックをベースに作成され、装飾もマニラと雲泥の差。はじめて見たとき、そのカッコよさに一目惚れした。セブ島の公共交通システムはどこの国よりも安く、便利で、そして何よりも美しい。まさに、セブ島のジープは、この島が唯一世界文化へ貢献した遺産であると言っても過言ではない、と私は信じている。
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セブ島のジープにも種類がある。軽トラをベースにした小型ジープは改造メーカーの名称から「Multicab」と呼ばれ、無理して10人乗り(セブ島では無理するのが基本!)。エルフやキャンターをベースにした大型ジープは助手席を入れて、定員25人。
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アニメをモチーフにしたマルチキャブ
フエンテを走る典型的なマルチキャブ
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